暴力団情勢

  1. 1 概況
     六代目山口組が分裂し、離脱した直系組長らにより神戸山口組が結成されて以降、両団体の傘下組織構成員らによる傷害事件等が各地で発生しました。平成28年3月両団体は対立抗争の状態であると判断し、全国警察を挙げて両団体に対する集中取締りを推進しました。
     今後も引き続き、市民生活の安全確保に向け、警戒活動や両団体の対立抗争に起因するとみられる事件の検挙を徹底するなどして、事件の続発を防止するとともに、この機会に両団体に対する取締り等を徹底し、その弱体化を図ることとしています。
     さらに、近年、暴力団勢力が緊迫している福岡県においては、工藤會に対する集中的な取締りを徹底して、飲食店関係者に対する殺人未遂事件や強要未遂事件等で幹部を相次いで検挙するなどの一定の成果がみられているところで、今後も取締りや資金源対策を更に強化するとともに、離脱者支援や離脱者の社会復帰対策を更に推進していくこととしています。
     このほか、暴力団排除の取組を一層進展させるため、暴力団排除に取り組む事業者に対する暴力団情報の提供と保護対策の強化等に取り組んでいます。
  2. 2 暴力団構成員等の推移
    1. (1)全国の情勢  全国の暴力団構成員及び準構成員等(以下「暴力団構成員等」という。)の数は、平成17年以降減少し、平成28年末現在で約3万9,100人(前年比約7,800人減少)と、7年連続で暴力団対策法施行後の最少人数を更新しました。
       うち、暴力団構成員の数は、約1万8,100人(前年比約2,000人減少)で、準構成員等の数は約2万900人(前年比約5,900人減少)となりました。
       また、主要団体(六代目山口組、神戸山口組、住吉会、稲川会。以下同じ)の暴力団構成員等の数は、約2万8,300人(全暴力団構成員等の72.4%)、うち暴力団構成員の数は、1万3,300人(全暴力団構成員の73.5%)となっています。
    2. (2)広島県内の情勢  平成28年末現在、広島県内の暴力団構成員等は、約570人(前年比約40人減少)で、うち暴力団構成員の数は、約300人(前年に同じ)、準構成員等の数は、約270人(前年比約40人減少)となっています。県内暴力団分布図